沖縄尚学高校 男子柔道部


「目標は県・九州優勝!全国ベスト4!」 

 沖縄尚学高校男子柔道部は、現在(2019年4月)3年生9名、2年生11名、1年生11名の計31名が所属している。同部は沖縄県の高校総体で12連覇を成し遂げている言わずと知れた強豪校だ。もちろん今年も県の高校総体での優勝を目指している。キャプテンの山里くんは「県での優勝はもちろんねらっていますが、九州優勝し全国でベスト4がチームでの目標です。」と力強く答えてくれた。続けて「練習では、一人ひとりが盛り上げて明るい雰囲気をつくれるような雰囲気づくりを意識しています。」「沖尚柔道部はチーム一体となって、先輩後輩関係なくみんな切磋琢磨して練習に励んでいます。1年生の底上げにもなり、チーム全体のレベルも上がっていくと思います。」

「短い練習時間で強くなる!」

 沖縄尚学高校男子柔道部の練習は基本的に日曜日が休み。平日は15時から5時ごろまで全体練習を行なっている。その後は自由時間。そして食事の時間が設けられている。全体練習→自由→食事という流れだ。「食事は近くの弁当屋さんに協力してもらって、朝練と午後練のときにいただいています。地域の協力もあっていい環境がつくれているので、とても感謝しています。」とコーチの平良さん。

 また、顧問の新垣先生は「練習後の自由時間はほとんどの子が自主練を行なっています。体のケアだったり、筋トレだったりと。」と話してくれた。平日午後の全体練習は約2時間程度。そんなに長くはない。そのことについて新垣先生は「朝練の45分や、自由時間での自主練をいれたら1日約4時間練習します。毎日続ければかなりの練習量です。」「全体練習は2時間であまり長くはありませんが、短い練習で強くなる方法を常に考えて挑戦しています。」と力強く答えてくれた。

 ちなみに今年のゴールデンウィークのうち3日間は完全オフにするらしい。

「自主性」

 午後の練習後の自由時間には、自主トレをしている生徒がほとんど。そこには新垣先生の”自主性”を意識した指導があった。

新垣

 「今はトレーニングの方法やたくさんの情報を、自分で得ることが簡単です。なのでそれができる”環境”を与えてあげることを意識しています。」

 「自分自分を強くする楽しみが”実感”できたら、どんどん波に乗ります。指導者はその波に乗せてあげることが仕事かなと。”生徒自身が実感”することがなにより大切です。」

 「強くなった、投げれるようになった、そういう達成感があればどんどん自分で学ぶ姿勢が身につきます。だからその環境(練習場所や時間)をつくってあげることを意識しています。」

 「柔道は”ゴマカシ”がきかない。直接相手と触れ合って練習するので、一生懸命やっているかどうかはすぐに相手に伝わります。気持ちの面や体調の面の微妙な変化に気づくこともあります。みんな”強くなりたい”と思っている生徒ばかりです。チーム全体でいい雰囲気で練習にと組めていると思います。」

記事:翁長 武由

写真:仲村渠 裕太


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