那覇国際高校映画研究部


「いい作品をつくること」

 那覇国際高校映画研究部は、現在1年生3名・2年生3名で活動を行っている。映画研究部として活動を行っている高校は県内でも有数で、同校は創部して8年。活動は日曜日以外毎日行われており、活発な部である。同部の活動はいい作品を作ること。映画1本をつくるには様々な過程を経るため、いい作品作りに向けて日々励んでいる。

 部室にはたくさんの賞状やトロフィーが飾られており、県大会では毎回受賞するほどの実力のよう。全員で一つの作品に取り組むため、賞を取るにはどれだけみんなで作り努力できたかが重要。本気で制作に取り組めるところがチームの良いところだと、部長が教えてくれた。

「イチから映画制作」

 映画を作ることはなかなかできない経験だが、一つの作品を作るために全員で団結し活動している。

 映画を撮るには脚本が必要であるため、まずは部員全員でネタを出し合い、ストーリーを作る。自由な発想でネタを出し合う中で、うまくまとまらないこともあり大変な作業のようだが妥協せず取り組んでいる。

 脚本ができると次は、ロケ地を探したり、キャストを決めたり撮影に向けて準備を行う。同部では撮影に使う小道具や衣装なども制作するなど、できるだけ自分たちで手作りしているよう。カメラマンや音声などの技術面は担当制にしており、クオリティにばらつきが出ないように工夫している。機材の操作や撮り方などの専門的なことは先輩から教わったり、またインターネットで検索するなど独学で学んでいるとのこと。撮影の際にこだわることは、画のきれいさや音のクリアさ。少しでもクオリティが低いと、ストーリーが良くても見る人に伝わらなくなると言う。

 撮影が終了するとパソコンを使い編集作業を行う。映像をつなぎ合わせるだけではなく、靴の音などの効果音やナレーションを撮ったり、映像を加工するなど、編集作業でも部員同士が案を出し合いながら一つの作品を完成させていく。

 完成した作品は県や全国の大会に出品している。1作品を作るのに、多くの時間と労力はかかるが、大会当日しっかり作品を流せて賞をもらう時はとても嬉しい瞬間のようだ。

「目指すはNコン上位」

 那覇国際高校映画研究部ではこれまで多くの作品をつくってきたが、過去作品どれを見ても思った以上にクオリティが高いという。もともと運動部へ入部するつもりだった部長も、作品を見て感動したことをキッカケに同部へ入部したようだ。部員全員が入部を機に映像制作を始めており、中学までは運動部だったり映画はそれほど詳しくないという人が多く驚いたと教えてくれた。

 今ではより良い映像を撮れるようにとドローンも導入しており、校内上空を飛行できるように那覇市に許可をもらいに行くほど本格的な作品作りをしている。

 今後の目標はNHKコンテストで上位を受賞すること。全国約2500校が出場するこの大会は、上位20校のみが賞を与えられる。全員が本気で作品に取り組み、その団結力と工夫力が強みの同部。今後さらに良い作品を作るためにも、色んな人に関心を持ってもらいたい。入部も大歓迎のようだ。映像を通じて想いを伝えられるよう、さらに上を目指してがんばれ那覇国映研部!


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