北中城高校 吹奏楽部


「少数精鋭・小編成チーム」 

 北中城高校吹奏楽部は、1年生9名・2年生3名、計12名の少人数編成チームで現在活動を行っている。2018年夏に開催された南九州小編成吹奏楽コンテストでは、沖縄県代表として出場し、銀賞を受賞する好成績をおさめるなど、限られた人数の中でも様々な工夫をしながら日々練習に取り組んでいる。

 顧問の金城敦子先生は、前任校では約90名近くの部員の指導にあたっていたこともあり、今までとは異なる環境に最初は苦労も多かったよう。人数が少ないことで練習できる曲が限られるなど、これまでの経験が通用しないこともあったが、少人数だからこそ部員一人一人としっかり向き合い指導できることで、成長を感じることがより多くなった。

 部員が一つ一つの課題をクリアし、上達していく姿はやりがいに感じる瞬間。精一杯付いてきてくれた結果沖縄県代表になることができ、出場が決まった時の生徒の笑顔や達成感を見た時は、とても嬉しかったと教えてくれた。

「工夫された練習と活動」

 同校はアルバイトと部活を掛け持ちしている生徒も多く、吹奏楽部でもアルバイトと両立している部員が多くいる。そのため放課後以外にも朝と昼も音楽室を開放し、練習ができるようにしている。また人数が少ないため、一人一人がしっかり音を出せるように基礎練習を工夫している。高校から楽器を始めた部員もおり、金城先生の指導以外にも互いに教え合いながら練習に取り組むなど、仲の良さがチームの良いところのようだ。

 吹奏楽コンクールへの出場以外にも、県内のイベントに出演し演奏を披露することもある。また、2018年には沖縄県合同オーケストラに同校より5名が派遣され、他校の生徒と一緒に演奏したり、沖縄県高文祭では県内3校と合同で演奏するなど、部員にとって刺激になる楽しいと思えるよう活動内容を工夫している。

 その他にも、夏休みや春休みなど長期休暇の際は校内清掃を行うなど、演奏以外にも部員同士がコミュニケーションを取れるような活動を行い、チームワークや団結力を高めている。

「KTNK」

 【北高サウンドで たくさんの感動を 鳴り響く音の 可能性は無限大】をスローガンに、日々練習に取り組む北中城高校吹奏楽部。日頃の意識が音にも伝わるという金城先生は、まずは明るい挨拶や元気よくはきはきした返答など、行動面から意識できるよう指導する上でも大切にしたい。また、目の前の目標をクリアしていくことで、部員の可能性を引き伸ばせるように努めたいと教えてくれた。

 より活発な部の雰囲気を作り、校内や県内でも同部の活動をPRすることで、一人でも多くの生徒が興味を持ち入部してほしいと、部員も願っているようだ。

 明るく前向きな姿勢を忘れずに、北高らしいサウンドづくりを目指して、ちばりよー!


0回の閲覧