沖縄工業高校 ウェイトリフティング部


「切磋琢磨しあえる環境」

 沖縄工業高校ウエイトリフティング部は現在(2019/1/15)、3年生選手5名、2年生選手4名、1年生選手7名・マネージャー1名の計17名が所属している。現在在籍する選手のほとんどが高校入学と同時に競技を始めたが、県大会・全国大会への出場や入賞、また国体選手を輩出するなど、県内屈指の強豪校である。この日も九州大会や、現在も現役として活動する3年生はジュニア選手権に向けて練習に励んでいた。

 これまで多くの実績を残しているのは、練習の成果がしっかり身を結んでいるからだと、顧問の平良真理先生は話す。ウエイトリフティングは個人の成績が団体戦にも反映されるため、個人のレベルアップがチーム全体の底上げにもつながる。お互いがライバルでありながら、切磋琢磨し協力しあえるチームワークの良さが、同部の強さの秘訣であり、魅力のようだ。

 また、日本代表選手や世界大会出場などの豊富な経験を持つ先輩達も練習に参加している。練習を共にし身近な存在に感じることで、自信にもつながっていると平良先生は言う。練習には、小学生から一般の選手まで参加しており、練習を教えあいながら様々な選手と交流できる環境が、選手達のモチベーションにもつながっている。

 「練習はやらされるのではなく、自ら楽しみ好きになる」

 競技を好き、楽しい、面白いと思える環境づくりを大切にしていると語る平良先生。指導の際には、選手の疲れや緊張感を一緒に味わうためにも、練習には最初から最後まで参加し、それぞれの練習や疲労度などを把握することを大事にしている。

 平良先生自身もウエイトリフティング選手として輝かしい実績を持ち、現在でも選手として活動を続けている。一人一人の状況に応じた細やかな指導は、自信の選手経験から感じたことが活かされているようだ。

 今年度からは沖縄県体育協会のサポートプログラムを導入し、メンタル・フィジカル・栄養などのトレーニングにも力を入れている。導入後は各選手の意識がより高まり、ケアが上手になったり、食事に対する知識が増えることで、私生活の変化や競技力が上がった。

 選手のモチベーションを維持するには、どれだけの人が自分に関わっていて応援してくれているかが重要。大会の記録や順位に関わらず、個人の自己新記録や練習の中での成長が見えることが、指導する上で嬉しい瞬間だと平良先生は語ってくれた。

「どうせやるなら日本一」

 多くの部員から「全国」や「日本一」という言葉が聞こえてくるほど、高い目標を掲げて練習を行っている。「どうせるなら日本一」というのをモットーに、個人としてもチームとしても盛り上げられるように心がけていると言う部長の山田俊輔さん。連絡事項は早めに周知したり、自ら率先して声を出すなど、チームの良い雰囲気づくりができるよう努めている。

 練習中は、1年生から3年生がお互いに声を掛け教えあう。また、テスト前には朝の勉強会を行うなど、部活動以外の面でもみんなで助け合う仲の良さが、チームの魅力のようである。

選手一人一人が目標達成に向けて、これからもがんばれ。沖工ウエイト部!

(定歳 里菜)