前原高校 男子ソフトボール部


「人間形成・意識改革」

 前原高校男子ソフトボール部は現在(2018.11.22)、2年生選手9名MG2名、1年生選手6名MG2名が所属している。

 同部のコーチ城間盛伍(しょうご)さんは、ソフトボールの取り組み方の「意識改革」を掲げ、「人間形成」を指導目標として指導している。

 高校から本格的にソフトボールに打ち込んでいる生徒も多い中、城間さんは選手とのコミュニケーションを大事にして信頼関係を築き、ソフトボールに対する考え方や練習法、さらに学校生活での過ごし方などまで、たくさんの情報を共有し意識の統一を測っている。

 また城間さんは、生徒たちに「社会性を身につけ、人に愛される人間になってほしい」「部活動からたくさんのことを学び、考え、自己表現ができるようになってほしい」と抱負を語っており、自身のソフトボールの経験を活かし、この競技を通してたくさんのことを子どもたちに伝えようと日々の指導に励んでいる。

「目標は県大会優勝」

 前原高校男子ソフトボール部は、「県大会優勝」を目標に毎日の練習に取り組んでいる。「やるからには目標高く、全力で部活に打ち込む」と指導者の城間さんは力強く語ってくれた。現在、沖縄県内で男子ソフトボール部の大会に出ている学校は9校。決して多いとは言えないが、「優勝」となると、やはりそう簡単なものではない。限られた環境と練習時間のなかで、どれだけ質の高い練習を続けていけるかがカギとなる。

 同部の選手たちももちろん、毎日の練習に意識高く望んでいる。全体練習のシートノック前には円陣を組み意識というつした後、気合いを入れる。そして、練習中には全員が声をかけあって活気がある。

 また、日が暮れボールが見えなくなると、個人練習に取り組む。個人練習も「自分の課題」を各々がよく理解しており、ロングティー、送球練習、下半身トレーニング、守備の基礎など、それにあった練習に懸命に取り組んでいる。

 優勝目指してちばりよー!前原高校男子ソフトボール部!

「毎日続けること」

 前原高校ソフトボール部は毎日続けていることがある。それは「日誌」の提出だ。その日の出来事や、練習中で感じたこと、自分の課題など、選手が気づいたことをノートに毎日記している。日誌を続けることで「何度も自分で見返すことができるし、自分の課題がはっきりする」「選手の考えを理解できるし、選手自身の”気づき”がふえる。さらに、書く力もついて将来にも活かせる」と、指導者の城間さんは語って暮れた。最初はうまく書けなかった生徒も、日を追うごとに、ページがうまるくらい書く力がついてきているのだという。さらに、自分のことに”気づく”ことを増やすことで、「相手の細かい変化にも気づけるようになった」生徒もいるようだ。それが練習にも生かされ、取り組み方にも変化が現れる。毎日続けることが大きな力になると信じて、日々の活動に懸命に取り組んでいる。

(翁長 武由)