真和志高校 手話部


「目指せ2連覇! -手話の魅力-」

 真和志高校は、普通科とみらい福祉科が設置されており、県内では珍しい単位制の高校。10年前から活動を続ける真和志高校手話部は、2016年までは同好会であったが、徐々に人数も増え、2017年から部に昇格。鳥取県で開催される「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」には大会初回から出場し、今年で5回目の出場を果たした。大会は、全国の62チームから予選を勝ち抜いた20チームが出場。2016年は準優勝、2017年は審査員特別賞を受賞。そして今年、2018年ついに優勝。これは県勢初の快挙だ。ろう学校も大会に参加しているので、日常的に手話を使っている生徒達に表現力で敵わず、なかなか優勝できなかったという。昨年から部に昇格した事もあり、今まで以上に練習に力を入れて取り組み、優勝を手に入れた。現在は二連覇を目指し、学校の教室で日々練習に励んでいる。主将の西江樹君は、「手話の魅力は、手で話せる事で、明るくなること。手話で救われた人も沢山いる。コミュニケーションのツールとして、もっと普及させていきたい。」と話してくれた。

「歌詞の想いを伝える」

 手話部の部員達も終始笑顔で、学年や性別に関係なく打ち解けている様子。とても楽しそうに取り組む姿が印象的だ。練習では、大会やイベントで披露する曲や季節の歌など、幅広いジャンルの音楽を流している。手話が既に決まっている曲もあるが、そうではない曲については、みんなで相談しながら手話を決めているそうだ。例えば、「ない」という言葉ひとつでも、複数の手話が存在する。歌詞の意味に最も近い手話を、部員同士で相談しながら決めていくそうだ。その際に、歌詞に込められた想いなども汲み取れるよう、深く考えて話し合うという。鳥取県での全国大会では、台風で日程が変更になったり、舞台が想像したより大きかった等、大変な事もあったそうだ。手話の普及と二連覇に向けて、ちばりよー真和志高校手話部!

(翁長 奈七)


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