SWBC 日本代表 前沢 力


【前沢 力 まえざわ りき】

生年月日:1990.10.17

ポジション:投手、遊撃手、外野手

目指している選手:イチロー

目標:qoonins日本一

挑戦していること:150km/h

1週間の過ごし方:月火「筋トレ」、水「off」、木金「ホグレル」土日「試合」

 小学2年生から野球を始める → 千葉県立佐原高校 → 横浜国立大学。

現在(2018.08.04)は、社会人草野球チーム「qoonins」「グノシー」「SHADOWS」に所属しており、「SWBC JAPAN 軟式野球日本代表」にも選出され4番を任され、ピッチャーとしては最速147km/hを投げる。投手でも野手でも大活躍する、今大注目の選手だ。

【練習以外の過ごし方が大事】

 普段から気をつけていたが、SWBCに選出されてから最も気にしているのが、平日(練習や試合日以外)の過ごし方。

 「食事」「睡眠」「トレーニング」「ケア」の面を意識している。アスリートとして当然のことのように思えるが、それを徹底して過ごすことは並大抵の努力ではできない。さらに前沢選手が言うには、多くの情報がありすぎて正しい情報の選定が難しくなっているという。また学生の頃は特に、全体練習が多い。その中で、みんなと同じように練習していては、秀でた選手になれない。正しい知識を取り入れて、練習や試合以外の過ごし方を変えていくことが、上達するためには必須であると前沢選手は語ってくれた。

 ちなみに、取材した日は2日間で5試合をこなしていた。疲労もあったようだが、日々のトレーニングや食事、ケアをしっかりしているからこそ、過酷な日程でも結果を出し続けることができるのだろう。

【野球や指導者の未来】

 日本の部活動の練習時間は、他の国と比べてかなり過酷で長時間だと言われている。学業もありながら、過酷な日程で部活動に打ち込むことが当たり前となっている。今は、少しずつ見直されてきており、短時間の集中した練習を取り入れる学校や、日曜日は休みにする部活動も増えてきているようだ。

 子どもたちも大変だが、大人たちもまた休日返上で指導にあたる。他校の取り組みや練習を、マネしたり取り入れたりすることもあるが、多くの学校は”伝統”の練習を常にやり続けるという事実もある。

 前沢選手は、SNS等で自身の考え方やトレーニング法を数多く紹介している。これは多面的な考えや知識を、世間に知って欲しいという想いを持って、率先して発信し続けている。

 前沢選手自身も、学生時代は部活に熱心に取り組んできた1人である。今思うと、学生時代の頃からもっと正しい知識を取り入れて身体の理解を深めていれば、心身ともにもっとレベルアップできたのではないかと言う。

 そして、それを指導できる指導者が増えて欲しいと前沢選手は願っている。その先駆けとして、自身が社会人となり、周囲に目を向けることが多くなった今、トレーニングや食事を意識して、自身に起きた変化や経験を交えながら、SNSで有益な情報を発信し続けている。

 前沢選手は日本一を目指して、日々トレーニングに励んでいる。日本一という結果を残し、自分が情報を発信することで、”気づき”を与え、スポーツ界に少しでも影響を与える人間になりたいと力強く語ってくれた。これからの活躍にますます期待できそうだ。

【がんばる部活生へメッセージ】

 目標は常に高く持って欲しい!自分が決めた目標には全力をそそぐ!他人が何を言おうと、何に邪魔されようと、決めるのは自分次第。勝つために手を抜かない。環境を言い訳にせず、自分に責任を持って何事にも挑戦して欲しい。野球だけでなく、全てのことにおいて目標を持つことが大事。全ては自分次第!

(翁長 武由)


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